自白は証拠の王
最近、警察から、取り調べで脅かされやってもいない罪を認めてしまった相談がありました。
このような状況は実際によくあります。
警察がすることは正しいと信じている人たちは多いと思います。
逮捕されたのも、何かやったから逮捕されたと思うものです。
しかしながら、警察が行うことは正しいではありません。
取り調べにしても
高圧的な取り調べ
脅迫的な取り調べ
が常習化している事実は、殆ど、報道されることはありません。
また日本のマスコミが、正しいことを報道する機関ではありません。
マスコミの言うことは鵜呑みにしないほうがいいです。
マスコミについては、いかに国民をマスメディアコントロールしようとするか?の視点で見るほうが正しく分析出来ます。
警察の違法な取り調べは、
警察内で
自白が証拠の王
と言われているくらい
脅かしてでも自白させれば有罪に出来るという風潮があるのです。
逆に、自白させることが出来ないと
無能な捜査官と思われるのです。
勿論、全部が全部だとは言いませんが、
警察がやることは全て正しいではありません。
もしやってもいない罪で事情聴収や逮捕されたら
警察に対しての対応は
黙秘することをお勧めします。
よく日本の弁護士などは
警察に全て話するようにアドバイスしますが
弁護士のアドバイスに従っていたら不利な状況に置かれます。
弁護士は
例えば
実際に犯罪を犯した人が逮捕されて弁護士にアドバイスも求めると
罪を認めて、相手と示談交渉 被害弁償をしましょうと言ってきます。
警察が持っている証拠を吟味し、依頼人が無罪になるように、警察と真っ向から徹底的に戦うという姿勢はしません。
洋画や海外ドラマなどは、司法取引や、警察と戦うような弁護士が出てきたりしますが、日本では、そんな光景はほぼ見られません。
警察と戦うより、罪を認めて反省しましょう、示談しましょう。被害弁償しましょう
の方針が楽だからです。
警察は、お前がやったと認めたら早く家に帰れる 直ぐに釈放になる とのようなことを平気で言ってきたりしますが、
嘘極まりないです。
自白は証拠の王
の言葉があるように
逮捕した以上は、何がなんでも犯人にしてしまえ!自白させてしまえばことらの勝ちと思っている捜査官が多いのです。
自白させないと無能だと思われること
そして有罪に出来ないと、自分の点数にならないのです。
何度も書きますが
警察に対しての対応は
黙秘することをお勧めします。
黙秘することが貴方を守ることにつながります。
警察の取り調べについて勉強したい方は
取調べハンドブック
著者 城 祐一郎
が参考になります。