晒す!と脅かされるような写真や動画の削除は警察では出来ません。
最近、増えていますが
ストーカー規制法や迷惑防止条例で、晒すと言われた写真や動画を、警察が、相手の男性に削除をするように言って削除させたと言われたが、削除させれてなかった。という相談があります。
そもそも、警察に、相手の所有物である写真や動画を削除させることなど出来ません。
警察に聞かれたら何でも正直に話さないと何か罪に問われるのでないか?と考える人は多いですが、警察に、強制的に質問に答えさせるような権限などありません。
答えなかったら何か罪に問われるのか?
罪になど問われません。
ストーカー規制法や迷惑防止条例での警告で、ついでに写真や動画の削除を促すようなことはしたりしますが、
警察に写真や動画を削除するように言われても
削除はしません!
と答えても何かの罪になるわけではありません。
ですので、警察からの報告で
警告時に写真や動画を削除させた
とあっても
相手は削除などしていないのです。
警察に、相手の所有物を奪う権限などありません。
そして、警察に警告をしてもらったことで
実際に、いつのまにかリベンジポルノされていた
というケースは非常に多いです。
リベンジポルノも、相手がやった証拠がないと、相手を逮捕さえ出来ないのです。
警察が捜査しても
証拠の出ない方法でリベンジポルノすることはいくらでも出来るのです。
警察の能力など過信しないほうがいいです。