写真や動画 ネット拡散 晒し方の実例

写真や動画 ネット拡散 晒し方の実例

今の時代は、主にSNSや出会い系サイトやアプリ、オンラインゲーム等で知り合った相手に裸やオナニーやエッチの写真や動画を撮影されて
写真や動画を晒す!拡散!と脅迫される脅迫被害が急増しています。
メールやLINEやカカオで写真や動画を送ったり、会って裸やセックスの写真や動画を撮影されて、脅かしの弱みの材料にされるのです。

会った事もない相手
から

付き合ってはいないけど肉体関係を持った男性

付き合った男性

と別れようとしたり縁を切ろうとしたら
お前の恥ずかしい写真や動画を晒す!拡散!
と脅迫されます。

このネット拡散の方法

さくら生活安全相談解決所で実際に扱った事例で、
実際にネット上で、どんな手段で拡散されたかの実例を一つ書きます。

①被害者の女性の名前と住所 裸やオナニー、SEXの写真や動画 のデータが入ったUSBや SDカードで大量にコピーを作成されます。
②そのデータ USBやSDカードを公衆トイレやデパートのトイレ、駅のトイレなどに
置かれて、メモ書きには、
このふざけた女に人生をめちゃくちゃにされました。
お金を三千万円騙し取られ詐欺にあいました。
私は自殺します。
この女の写真や動画を名前と住所つきでネット拡散してやりたかったです。
死を選ぶ私にはその気力がありません。
私の晴らせぬ恨みを晴らして欲しいです。

と書いたのです。
犯人は百箇所にそれを置いたそうです。

一連の作業は、手袋をしたそうです。

1か月も経たない内に、複数の素人の投稿アダルトサイトに流出したのでした。

依頼人は、さくら生活安全相談解決所に、依頼する前に、警察に相談しに行ったそうです。
警察には、
この動画を撮影したのは
Aだから逮捕して欲しいと訴えたそうですが、Aから直接、脅かされたわけでもなく、証拠もないと言われ受理さえされなかったそうです。

この事例で言えば、
Aは、自分で流出させたわけでもないので直接的な犯人ではありません。
百箇所に置いたとしても百箇所に置いた証拠はありません。
トイレの中なので、監視カメラもありません。
実務的に言うと
Aが、私がやりました
と自白でもしない限りは、証拠が全くないのです。
こんなやり方されたら、確実に、流出させられます。

これはほんの一つの事例です。

例え、警察が捜査しても証拠の出ない方法で、写真や動画を拡散する方法は沢山あるのです。

安易に写真や動画を撮影させないように気をつけてください。